今回は「分散投資の3つの分散【初心者編】」というテーマで解説していきます。
こんな人たちに向けた記事です
- 投資初心者で、右も左もわからない。
- 分散投資がよくわからない。
- 分散投資の基礎を学びたい。
このように投資のデビューしたばかりの方向けの記事となっています。
「分散投資」で資産を守る【三種の神器】

分散の三種の神器
- 商品の分散
- 時間の分散
- 地域の分散
分散投資には3種類の分散があります。1つ目が商品の分散、2つ目が時間の分散、3つ目が地域の分散です。
分散ができていないと、水属性のジムリーダー戦なのに、火属性のみのパーティーで臨むことになります。
草属性や氷属性のポケモンも入れておかなければ、戦いは不利になります。
その時の「相場(ジムリーダーの属性)」に適した「商品(ポケモン)」を用いて「資産(HP)」を守らなければなりません。
ポケモンでも投資でも、しっかりとした「ポートフォリオ(パーティー)」を作る必要があります。
一番手っ取り早いのが、ETFという商品を買うことです。
僕がおすすめしている「VIG」という商品を買えば
いきなり「伝説のポケモンのパーティー」を作れます。
詳しくは下の記事を見てください。

では、1つ目から解説していきたいと思います。
①商品の分散

1つ目の商品の分散はアセットごとに分散させることです。
例えば、株、債券、コモディティ、不動産などです。
これらを適切にポートフォリオに組み入れることで資産を守り資産効率をアップさせます。
さらに、株は銘柄ごとも分散することができます。
つまり、さらに細かく分散ができるというわけです。
株式にはさまざまな種類があります。
例えば、Appleの株やマクドナルド、Amazonの株など、これだけではなくたくさんの企業がアメリカで株式を発行しています。
このように多くの企業を持つことでその企業ごとにリスクを補い合うことができます。
例として、仮に1つの企業の株しか持っていなければ、その1つの企業の業績に資産が左右されることになりますが、
10個の銘柄を持っていれば、7個の企業の業績が微妙でも
3つの企業の業績が大きく伸びることになったら
その7個の企業で出た損失を減らす、またはチャラにすることができます。
同じように、コモディティはさらに金、銀、ビットコインなどに、債権はさらに、国債、社債などに分類することができます。
②時間の分散

2つ目の時間の分散は、商品を購入する時間を細かくずらすことで
高すぎる値段で買うことを防ぐことができます。
定期的に少しずつ資産を株式に移動していけば、
株価の値動きの平均的な取得単価になり、高すぎる値段で購入することを防ぎます。
また、ドルコスト平均法というものがあります。
ドルコスト平均法とは安い時にたくさん買える時間分散の方法です。

ドルコスト平均を用いて、自動的に積み立てていれば
安い時にたくさん仕入れることができ、基準価格を下げることができます。
つみたてNISAで定期買い付けをすれば、ドルコスト平均法を自動で行ってくれます。

③地域の分散

3つ目は地域の分散です。
1番の目的は、通貨を分散させ為替リスクを防ぐことです。
通貨にはたくさんの種類があり、通貨ごとに、さまざまな特色があります。
例えば、米ドルは、国債通貨として貿易をするときに1番使われています。
対して、円は安全通貨としての役割があります。
面白い例を言うと、東日本大震災の日の例です。普通であれば、日本で起きた地震なので、世界中の人々は円を持ちたがらないはずです。しかし、当時は円が買われ、円の価値は急騰しました。
これは昔から「何か起こった時は円を買う」という投資家たちの暗黙のルールなのです。
ほかにもさまざまな国の通貨がありますが、今回は割愛します。
これら、全てポートフォリオに組み入れることができれば為替による
資産減のリスクを減らすことができます。
為替リスクを徹底的に排除するのであれば、全世界の株式に為替ヘッジなしで購入するのがおすすめです。
あなたが持っているお金の価値も常に変わっています。

2つ目の目的は、地域の特色に分散をすることです。
「これから人口増加が見込まれる地域」の会社と「これから人口減少が見込まれる地域」の会社は、どちらの方が将来に期待をできるでしょうか?
答えは簡単です。
日本のように人口減少が見込まれる地域ではなく
中国やアメリカのような、人口増加が見込まれる地域の会社の方が、成長を見込めます。
じゃあ日本のような低成長の地域には投資しなくていいのでは?
と思う方、それは間違っています。
なぜなら、すでにバッドニュースが出ている国では、グッドニュースが出たときに、急反発する可能性があるのです。
最初から買っておけば、日本株の時代が来た時に、乗り遅れることはありません。
まとめ
分散投資(三種の神器)まとめ
- 商品の分散
→株、債券、コモディティなど。
→株、債券、コモディティから、さらに分散できる。(株ならApple,マクドナルド,Amazon)
- 時間の分散
→ドルコスト平均法を使って高値では少なく購入、安値では大量購入をする。
- 地域の分散
→通貨の分散で為替のリスクを減らす。
→成長性のある国、ない国にも均等に分散することで資産効率が上がる。
ざっきー
以上