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【比較】eMAXISslim S&P500と楽天VTI【iDeCo・つみたてNISA】

ざっきー

つみたてNISAで、米国株式を買いたいと思うんだけど。
何を買えばいいかわからないよぉぉぉ……

この記事では、投資信託として販売されている。米国株式についての比較をしていきたいと思います。

この記事は、細かく説明するために非常に長くなってしまいました。

ざっきー

全部読むのはめんどうくさいよ~

という人のために、初めに結論を書いていますよ!

【結論】「eMAXISslim米国株式」と「楽天VTI」を比較

米国株インデックス:

  1. eMAXISslim米国株式(S&P500)
  2. 楽天VTI(全米株式)

この記事では、上の2商品を比較して書いています。

銘柄数(銘柄カバー率)・信託報酬・ファンドの純資産・ベンチマーク・チャート...などを比較するので、この記事のみで、違いを理解し商品選びに活かすことができます。

この記事は、大変長くなりますので最初に結論からご説明をします。

まず、結論から申し上げますと、以下になります。

結論:どちらもほぼ変わらない!

↓選び方のアドバイス!

「eMAXISslim米国株(S&P500)」がおすすめの人

  • 信託報酬を安くしたい場合

「楽天VTI(全米株式)」がおすすめの人

  • 中・小型株に投資したい場合

※迷ったら両方買う

いきなり結論を言ってしまったわけですが、ここからは、なぜこのような結論に至ったのかを解説します。

結論を先に行ってしまったので、ここで記事を離れてもらって構いません。

投資をするうえで本質的な理解は非常に大切になります。

あなたが資産を預けるものが、何かわからないものだったら、気持ち悪いですよね?

ここにある情報が理解できれば、もし株価が暴落したときにどのような行動をとればいいか冷静に判断することもできます。

特にこの2つの商品は米国のみに偏った商品です。

アメリカは「中国の台頭」、「国内の二極化」など様々な不安要素を抱えた国です。

「僕がどのようにこの結論を出したのか」理由が気になるのであれば、この先も見ていくとよいでしょう。

比較できるように表にしました。

eMAXISslim米国株式(S&P500)楽天VTI(全米株式)
ベンチマークS&P500指数CRSP USトータル・マーケット・インデックス
構成銘柄数500銘柄約3600銘柄
大型株
中・小型株×
信託報酬0.0968%0.162%
ファンドの純資産約1951億円約1548億円
積立ランキング1位2位
チャート(2002年からのパフォーマンス)184%219%

今回の注目ポイント!

  • 目標としている株価指数の違いは?
  • 構成銘柄数の違いは?
  • 信託報酬はどっちが安い?
  • ファンドの規模は?
  • 過去のチャートを見てどっちの方がパフォーマンスいい?

連動する目標株価指数の違い(ベンチマーク)

投資信託の商品は、基本的に目標となる株価指数を設定しています。

それをベンチマークと言います。

ベンチマークとは?

以下、ベンチマークについての説明です。覚えておく必要はありませんが、今後自分で商品を選ぶときに役立つと思います。

ベンチマークとは?

ベンチマークとは、目標とする株価指数のことを指します。要するに、おんなじ動きをするものを指しています。別名は、「対象インデックス」だったり、「対象指数」とも言います。これは、それぞれの投資信託の目論見書によっても言い方が異なるので、覚えておくといいでしょう。

さて、本題に入りたいと思います。「eMAXISslim米国株式」と「楽天VTI」のそれぞれの目標株価指数(ベンチマーク)を確認をしていきましょう。これがわかるだけで、この投資信託の大体の概要をつかむことができます。

eMAXISslim米国株式(S&P500)の目標株価指数

eMAXISslim米国株式は「S&P500指数」をベンチマークとしています。

「S&P500指数」については知らない人は少ないでしょうけど、ここでさらっとおさらいしておきましょ!

S&P500指数とは?

S&P500指数®とは、S&Pダウ・ジョーンズ・インデックスLLCが公表している株価指数で、米国の代表的な株価指数の1つです。市場規模、流動性、業種等を勘案して選ばれたニューヨーク証券取引所等に上場および登録されている500銘柄を時価総額で加重平均し指数化したものです。

楽天VTI(全米株式)の目標株価指数

楽天VTI(全米株式)は、「CRSP USトータル・マーケット・インデックス」をベンチマークとしています。

CRSP USトータル・マーケット・インデックスとは?


「CRSP USトータル・マーケット・インデックス」は、米国株式市場の大型株から小型株までを網羅し、投資可能銘柄のほぼ100%をカバーした時価総額加重平均型の株価指数です(2020年3月31日現在)。なお、「CRSP USトータル・マーケット・インデックス(円換算ベース)」は、委託会社が「CRSP USトータル・マーケット・インデックス」に日々の為替レートを乗じて算出したものです。

米国株式市場の大型株から小型株まで網羅した商品です!

その割合なんと米国のほぼ100%です。

2つの違い(ベンチマークから見た)

結局何が違うのかというと、大きな違いは以下のような感じ。

eMAXISslim米国株式(S&P500)

  • 大型株のみ

楽天VTI(全米株式)

  • 大・中・小型株(米国株式市場のほぼ100%を網羅)

中小型があるか無いかという違いです。

ざっきー

選ぶ際には、これも留意しておくべき点ですね。

構成銘柄数の違い

上でも書いた通り

「eMAXISslim米国株式」は大型株のみで、「楽天VTI」の方は大・中・小型株まで、すべての株式を網羅しています。

つまり何が言いたいのかというと…

「eMAXISslim米国株式」は、「楽天VTI」に比べて、構成銘柄数が少ないということです。

まあこれは、だれでもわかることですが…

具体的な数字はどの程度なのかというと…

eMAXISslim米国株(S&P500)の構成銘柄数

eMAXISslim米国株式(S&P500)は、500銘柄で構成されています。

S&P500をそのまま目標としているので、500社への投資ということになります。

楽天VTI(全米株式)の構成銘柄数

楽天VTIは、約3600銘柄で構成されています。

楽天VTIは全米のほぼすべての株式を網羅した商品です。つまり、米国の上場企業は3600社くらいあるということがわかります。

分散が効いているのは、圧倒的に楽天VTIですね。

バンガード社のページに行けばさらに詳しく見ることができます。

信託報酬の違い

続いてが、みんな気になる「信託報酬」についてです。

※ここでいう「信託報酬」とは、税金などを含めた総合的な管理費用になります。

eMAXISslim米国株式(S&P500)の信託報酬

eMAXISslim米国株式は、0.0968%

やっぱり有能!eMAXISシリーズ!信託報酬に関しては圧倒的な安さを誇っていますね!

楽天VTI(全米株式)の信託報酬

楽天VTIは、0.162%

前者と比べて、ちょっと高めですね。

まあ大差ないですが、長期的に見れば少しは変わってきます。次に、どのくらい変わるのか具体的に検証してみました!

具体的な差を検証!

信託報酬について、「まあ0.1%くらいなら大丈夫だ」というようなことが言われています。しかし、「明確に0.1%と0.15%の差わかりますか?」と聞かれたときのために、どのような差が出るのか実際に検証してみました。

実は、長期で運用していると結構変わってくることがわかりました。

ここでは、「どの程度の差があるのか?」というのが明確に分かります。

大きな資金を動かせば動かすほど、信託報酬は大事になってきます。では、多くの個人投資初心者が目指す大台、1000万円を運用した場合どのようになるでしょうか?

【信託報酬で得する人・損する人】1000万円を運用した場合信託報酬でどのような差がある?

【安】eMAXISslim米国株式(S&P500)【高】楽天VTI(全米株式)差額
1年9,680円16,200円6,520円
10年96,800円162,000円65,200円
20年193,600円324,000円130,400円

このように表にしました。1年同じ額を運用するだけで、ここまで差が開くと考えると面白いですね。

さらにさらに、なんと驚きですが、20年経つと13万円以上の差が出てくるわけです。

僕だったらこの13万円で、2か月くらい生活できます(笑)

他にも気になっている投資信託があれば、この計算やってみることをおすすめします。長期投資をする場合、信託報酬の少しの差だけで、意外と費用が変わってきて、最終的なパフォーマンスが変わってきたりするものですからね。馬鹿にはなりません。

さて、ここまででは、おそらくほとんどの人が「eMAXISslim米国株式」に気持ちが傾いていると思います。

しかし、そう簡単には決着はつきませんでした。

次の「チャート分析」を見てもらえればわかります。

【チャート分析】過去の値動きを比較する

こちらのチャート見ていただけたらと思います。

それぞれと同じ株価指数に連動している、ETFのチャートを見比べていきましょう。

赤い線が「SPY」つまり、S&P500指数に連動したチャートになっています。

青い線が「VTI」です。こちらは全米株式に連動しています。

下の赤い帯が、相関関係を数字で表していて、1がマックス(100%動きが一致しているという意味)です。これを見てみると、ほとんど1ですね。すごい相関率なことがわかります。結局はどちらに投資しても大差ないということになりますね。

「楽天VT」の方がパフォーマンスが良い

先ほどの信託報酬で選ぶのはまだ早い!と言ったのは、これです。

これは実は予想外だったのですが、2002年からのチャートでは、S&P500より全米株式の方が、若干アウトパフォームしているんですよね。

これは何を意味しているかというと、中小型株の方が株価の値上がりによるキャピタルゲインが得やすいということになります。

そういう意味では信託報酬が高いからといって、「楽天VTI」を切り捨てるというのはもったいないですね。

ちなみにですが、チャートを見る際には、切り取る部分によってパフォーマンスは変わってくるので、注意が必要です。

ファンドの純資産の違い

ここでは、純資産額について触れておきます。

比較する際に一番わかりやすい比較対象であり、純資産額が大きい方が、より多くの投資家が投資していることになるので、念のため、見る方がいいです。ぼったくり商品なども、この純資産額の大きさ(=人気度)で判断できることがあるので。

eMAXISslim米国株式(S&P500)の純資産額

「eMAXISslim米国株式」は1951.12億円

とっても大きい数字です。投資するには十分と言えます。

楽天VTI(全米株式)の純資産額

「楽天VTI」は1548.27億円

これも大きいです。十分な水準!

どちらも規模の大きさは十分にあるので、あまり気にする必要はなさそうですね。そもそも楽天証券の積立額ランキング、上位2位までがこの二つのファンドなので、そりゃあ大きくなるでしょうよと言ったところですね。

ここで商品の選び方を行う前に、いったんおさらいしておきましょう。

【途中経過】おさらい

eMAXISslim米国株式(S&P500)楽天VTI(全米株式)
ベンチマークS&P500指数CRSP USトータル・マーケット・インデックス
構成銘柄数500銘柄約3600銘柄
大型株
中・小型株×
信託報酬0.0968%0.162%
ファンドの純資産約1951億円約1548億円
積立ランキング1位2位
チャート(2002年からのパフォーマンス)184%219%

うーん…迷いますね。どっちも決定的に決めれる要素がないんですよね。

過去のチャートを比較したところで、これからそれが続くとは限りませんもんね。

何度も言いますが、僕だったらこう考えます。

信託報酬を安くしたい→eMAXISslim米国株式(S&P500)

中小型株に投資したい、パフォーマンスも意識したい→楽天VTI(全米株式)

まあシンプルに考えるとこんな感じですかね。

【結局どっち?】商品の選び方

「ここまで来ても、決められない!商品をどのように選べばいいの?」

という疑問についても解決します。

結論から言うと…

迷うな!

迷ったなら2つとも買いなさい!

迷ってる暇はない!

です(笑)

上で見比べてみてわかる通り、そんな大した違いはないです。そして両方にいい面も悪い面もあるので、判断できないです。

そんなときは、2つとも買っちゃうというのがおすすめです。

投資で一番やってはいけないことは、「後悔する」ということなんですよね。20年後「実は、eMAXISslimの方がパフォーマンスが良かった。やっぱこっちにしておけばよかった。」なんて後悔したくないのであれば、両方買いましょう。

正直どちらとも将来のパフォーマンスは変わらないと思います。

ウォーレンバフェットさんも同じようなことを言っていますが、

「投資は早く始めるのが吉。安い時なんて誰にも見分けられないんだから早く複利の力を身に着けよう!」

ということです!

どうしてもどちらかに絞りたいという人は

あなたにとって「信託報酬が安い方」「分散ができている方」のどちらの方が優先順位が高いのか考えてみるのが良いかと思います。

当然、信託報酬が安い方がいいというなら、「eMAXISslim米国株式」

そして、分散を重視したいのであれば、「楽天VTI」にすればいい話です。

積み立てているうちにも気づくことがあるので、まだそこでも判断できます。

つみたてNISAはなるべく早くやることをおすすめしています。なので、迷っている暇はありませんよ!

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まとめ

さいごにもう一度表を張っておきましたのでご参照ください!

eMAXISslim米国株式(S&P500)楽天VTI(全米株式)
ベンチマークS&P500指数CRSP USトータル・マーケット・インデックス
構成銘柄数500銘柄約3600銘柄(ほぼすべての米国株)
大型株
中・小型株×
信託報酬0.0968%0.162%
ファンドの純資産約1951億円約1548億円
積立ランキング1位2位
チャート(2002年からのパフォーマンス)184%219%

商品の選び方(まとめ)

  • 比較しようがないほどの誤差なので、両方買ってみるのがおすすめ
  • 途中でリバランスすることもできる

 

どうしても1つにしたいという人のための基準:

eMAXISslim全米株式(S&P500)が向いている人
  • 信託報酬の安さを重視したい
楽天VTI(全米株式)が向いている人
  • 中小型株も重視したい
  • パフォーマンス重視したい

「つみたてNISAは早く始めよう!迷っている暇はない!」というのが個人的に一番言いたいことです。

以上、ここまで見ていただきありがとうございました。

ざっきー

ご覧いただきありがとうございました!
参考になれば
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当ブログサイトの運営
ざっきー
学生投資家/17歳から投資を始める/現在19歳/10代で資産150万円を達成する/投資歴2年/学歴:偏差値40くらい/学歴はなくても、学生でも、10代でも、資産は増やせる/せどり・アフィリエイト・ブログなどの副業なども行う
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