2020/09/29
銀行にお金を置いておくことは高いリスクを要します。
この記事では「分散投資」の観点から銀行預金のリスクについて解説します。
分散投資とは?

分散投資とは自分の資産を守る方法です。
株、債券、不動産、ゴールド、預金などにお金を預ける場所を分散することで、あなたの資産を守ることができます。

銀行口座にあるお金はリスク!?

ここでは銀行口座にお金があることを分散投資の観点からお話していきます。
銀行口座にだけに資金が集中してしまっている方は、分散ができていません。
日本の通貨、円には、インフレリスクというものがあります。
マネーサプライが膨張し、物価が上がることをインフレリスクと言います。こうなってしまうと、生活に必要なコストというのは、物価の上昇とともに上がっていくので実質的な資産は減っていくことになります。
60年で食パンの価格は約10倍に

ここで一つの例として食パンの例を出したいと思います。
食パン1㎏の価格は昭和25年の時45.40円でした。
しかし、平成22年になると438円にまで値上がりしました。
総務省小売物価調査でほかの商品の物価変動についても見ることができます。
食パンが生活必需品だという人は
生活にかかるコストが10倍にも膨れ上がっています。
このように、銀行口座にだけお金を預けていては実質的な資産は減っていきます。
インフレリスクを避けるにはゴールドへの投資がおすすめです。
ゴールドはインフレが起きれば起きるほど価格が値上がりします。
これは、ギャンブルではなくお金を守る行為です。

ゴールド投資についてはこちらで詳しく解説しています。
もし銀行口座に資産を全振りしてしまっているという方がいれば
預金だけではなく、ゴールド、株式、債券などの金融商品を
まんべんなく購入し、分散投資をすることをお勧めします。
銀行にお金を預けることがギャンブルな理由

もし、あなたが投資をギャンブルだと決めつけているなら、
あなたは銀行にお金を預けずに
タンスの中に資産の全額を置いておくことをお勧めします。
なぜなら、銀行は預金されたあなたのお金をもとに投資(=ギャンブル)をしているからです。
銀行が、投資(=ギャンブル)をするための資金を渡していることになります。
つまりこれは、「あなたがギャンブルに加担し肯定している」ことと一緒です。
これが信じられない方は、銀行がどのような事業でお金を稼いでいるのかきちんと把握しましょう。

まとめ
日銀がお金を発行し続けている現代は
インフレリスクというものは、確実に高まっています。
インフレになってからでは、あなたの資産は守れません。
資産管理を銀行に任せるのではなく、自分で考えなければならない時代なのです。
以上