2020/10/07
就活で成功したいなら、投資をしなさい
今回は、「就活で成功するための一つの武器として、株式投資を学ぶべきだ。」という僕の主張を解説していきたいと思います。
「株式投資?ギャンブルじゃん?」って思う方。少し待ってください。
そう思った方こそ、最後まで見てほしい。
就活生に必要な「企業分析のスキル」を解説しています。納得させる自信があります。
普通に就活している人には、気づけない「視点」。
その「視点」で周りとの差をつけましょう!
「投資×就活」で得られるスキル【3つ】

結論から言うと、株式投資をすることで得られるスキルというのは、3つ。
投資で得られる就活スキル
- 社会への関心、知識が高まる
- マネーリテラシーが高まる
- 自分に合った良い会社かどうか見極める
1つ目が社会への関心が高まること。
2つ目がマネーリテラシーが高まること。
3つ目が、良い会社か見極める力がつくことです。
①から見ていきます。
①社会への関心、知識が高まる

社会への関心が高い人は、面接で勝ちやすいです。
面接では、いろいろなことを聞かれますが、多くの人が聞かれることの一つとして、時事のニュースを聞かれることが多いです。
株式投資をしていると、社会(政治、経済、環境)などと、企業との関係がいかに深いか、ということがわかります。
その社会問題と、自分が面接を受けている企業の関係を熱く語ることもできます。
自分のお金を、実際に使うことで、「大事にしなければ」という感覚が働くので、社会の情報に敏感になるでしょう。
②マネーリテラシーが高まる

まず「マネーリテラシー」とは何なのでしょうか?
マネーリテラシーとは、金融に関する知識や情報を正しく理解し、主体的に判断することができる能力を指します。
例えば、「家計管理」、「生活設計」、「金融知識」、「経済についての理解」、「適切な金融商品の選び方」、「情報を正しく受け取るスキル」、などです。
これを理解することで、人生に金銭的な余裕が生まれます。
「老後2000万問題」というのも、投資家目線からすれば、「なんだそれ?馬鹿なの?」って思う方が多いでしょう。
なぜなら、マネーリテラシーが高い投資家たちは、「正しい投資をすれば、老後までに2000万ためるというのは簡単だ」ということを知っているからです。
とにかくお金に対して真剣に向き合って、人生に余裕を持たすことで
就活でも「金銭的に最悪なパターン」というのを逆算できるし、余裕をもって就活に望めます。
余裕がある人は、企業に採用されやすいです。
③自分に合った会社を知ることができる

投資を実際にすることで、「決算資料」、「会社の財務状況」、「事業内容」の細かいところを隅々まで知ることができます。
というか、知りたくなります。知りたくて知りたくてしょうがないという状態です。これを知らないと、自分の資産が減ってしまいますからね。
そうすると、数を重ねていくうちに、「調べる能力」、「分析する能力」、「正しい情報か見極める能力」などが育ちます。
「本当に、この会社が優良な会社なのか?」「将来つぶれない会社なのか?」「成長性が見込めて給料が上がる可能性が高いか?」」「この会社の問題点は何なのだろうか?」など就活で役立つ、企業の情報を得ることができます。
さらに、「投資家としての視点」と「就活生としての視点」の二つを持つことで、面接で「投資家としての視点」を話すことができます。(通常、日本企業は、株主第一で考えているため)
次に、一つの企業を例として、実際に「ほかの就活生と、どのような差がつけられるかどうか」解説していきたいと思います。
例)JTに就職したい

ここで出す例は、「ひとのときを想う」で有名な、日本たばこ産業(JT)についてのご紹介。
投資家的な視点で、「就活に役立つ!」ということを証明します。
僕が、就活生で投資家であった場合、「どのように、投資家として就活に活かすか」解説です。
「投資家として」調べて「就活生として」情報を活かす
JTが今、力を入れている事業の一つとして、海外事業のM&Aがあります。(海外の企業を売買することです。)
僕が、JTに就職したい就活生だったら、ここを徹底的に調査、分析、研究します。
なぜなら一番に力を入れている事業だからです。これを抑えておくだけで、周りの就活生との差が生まれます。
ただの、たばこ製造会社ではないということを知っているからです。
例)何を調べればいいの?
- 事業の進歩具合はどう?
- 実際にどのようなことをしているか?
- 実際に働いている人がどのような仕事をしているのか?
など
というようにきりがないです。
例)実際に調べてみてわかること
- 自分がこの会社にあっているかどうか
- この会社の強みや弱み
- 成長性、持続可能かどうか
- 根本的な理念、何を目指しているのか
自分のお金を使って、投資しているところを想像してみてください。
あなたは、真剣になって、企業について調べられるでしょう。
さらに、その会社の意外性などにも気づけます。
JTは、たばこ産業だけではなく、食品の事業も行っていることに気がつくでしょう。
このような、些細な事を研究することで、周りの就活生と差が生まれます。
そして、JTというのは、つぶれにくい企業というのも調べていくうちにわかります。
この根拠は、国がJTの株を保有しているからです。
これは、国の大きな財源になっています。
つぶれてしまったら、国は予算を確保できないことになります。
なので、日本は「JT法」という法律でJTを守っています。
「JT法」というのは、簡単に説明すると「日本の財務大臣がJTの株の3割以上を保有していなければならない」という法律です。
国の支えがある企業というだけで安心できます。
次に、問題点を上げるとすると、「たばこ」についてです。
「たばこ」への規制は、年々大きくなっています。
さらに、「たばこ」の売上というのも、年々落ちてきているのも事実。
このような”問題”や”課題”を、面接のときに熱く熱弁できたら面接では有利ですよね。
事実をもとに問題点を挙げて、解決策まで提案できたらさらに評価を受けるでしょう。
面接官は、今すぐ働いてほしいと思うのではないでしょうか?
たくさんの例を出しましたが、これ以上例を出すと、わかりにくくなると思うので止めます。
ここにあるほとんどの例は、普通に就活しているだけでは、たどり着けない情報だということに気づいたでしょうか?
そう、株式投資をしていた僕だからこそ、理解できたことなのです。
最後に

まとめ ~株式投資をすることで~
- 社会への関心、知識が高まる
- マネーリテラシーが高まる
- 自分に合った良い会社かどうか見極める
このように、株式投資を学ぶことで、普通の就活生では学ぶことのできない企業の分析をすることができます。
就活では、ここで差が開くのです。
入りたい企業がなくても、多くの企業を知るきっかけにもなります。
だから、学生が株式投資をするというのは、メリットばかりなのです。
ギャンブルでも、何でもありません。
もし仮に10万円の損をしてしまっても、また10日間バイトをするだけでいいのです。
企業に就く場合を考えてみてください。
何年間働くことになるでしょうか?10日間では済みませんよね。
まずは自分でやってみて、「自分はやるべきではない」と感じたならやめてもいいでしょう。
とにかく、最初は自分でやってみるというのが大切です。